東山紀之 後輩・山口への思い 事件背負う覚悟あるなら「手を握ってあげたい」

[ 2018年5月6日 07:56 ]

少年隊の東山紀之
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 少年隊の東山紀之(51)が6日、MCを務めるテレビ朝日「サンデーLIVE!!」(日曜前5・50)で、山口達也(46)が強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となったことを受けて残るメンバー4人で2日に会見したことに言及。メンバー内でも揺れる山口の処遇について、山口から手を差し出された場合には「握ってあげたい」と私見を述べ、後輩への思いをにじませた。

 事件後、TOKIOと出会った時のことを思い出したという東山。「仕事をしている時、一緒に暮らしているときの思い出が多い。元気よく笑っている時の姿しか思いだせない」という中、会見で苦しい表情を浮かべていたことに触れ「福島の方に寄り添い、風評被害を防ごうを人生をかけて頑張っていた。それだけに今回のことは惜しいと思う」と神妙な面持ちで語った。

 また、山口から渡されたという退職願を受理するか保留となっていることにも言及した。被害女性の保護者が「娘はもちろん、誰一人の人生の未来も奪われてほしくないと切に願っております」とコメントとしたことに触れ「傷ついた方がいる中でおっしゃってくれた、みなさんの未来を考えないといけない。山口をバッサリ切るのがいいのか。それでも彼の未来も見つめてあげないといけない」。さらに「山口が今回の事件をきちっと受け止めて、今後背負っていく覚悟があるなら」と前置きした上で、もし手が差し出された場合には、「その手を握ってあげたいと思っている」と話した。

 あくまでも考えるべきは未成年の被害女性の未来であるとし「その未来を大人が見据えて考えていかないといけない」とし、最後は被害者女性の特定と中傷が続く現状を憂い「やめていただきたい、ご配慮をお願いします」と訴えた。

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2018年5月6日のニュース