エレカシ宮本浩次がドラマ初主演!スランプ苦しむ中年漫画家役、楽曲も使用

[ 2016年12月10日 08:30 ]

ドラマ「俺のセンセイ」に出演する石橋杏奈(左)とエレファントカシマシの宮本浩次
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 人気ロックバンド「エレファントカシマシ」のボーカル宮本浩次(50)が25日深夜放送のフジテレビ「俺のセンセイ」(日曜深夜1・00)でドラマ初主演を務めることが10日、分かった。

 
 同作は「東京ラブストーリー」「最高の離婚」などを手掛けた坂元裕二(49)氏や「101回目のプロポーズ」「高校教師」の野島伸司氏(53)ら有名脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」で第28回大賞を受賞した「ぼくのセンセイ」のドラマ化作品。

 新聞社に勤める小島聡一郎氏(26)の処女作で、かつて売れっ子漫画家だった中年男性が今では生活に困窮するようになり、渋々ながら若き天才美人漫画家のアシスタントとして働きだす物語。全てを失いかけた中年漫画家は、若き天才漫画家に何度も打ちのめされながらも、人生の大逆転を目指していく。生き生きと描かれるキャラクターたちの姿と、コミカルな脚本も見どころだ。

 ドラマ初主演となる宮本が演じるのは10年のスランプに苦しみ続ける46歳の中年漫画家・西虎太郎。約16年ぶりのドラマ出演となる宮本が人生の崖っぷちで葛藤する難役をいかに演じるかに注目が集まる。

 若き美人売れっ子漫画家・郡司すみれ役を女優の石橋杏奈(24)、編集長・織田栄二郎役を佐藤二朗(47)、編集者・内村清隆役を小出恵介(32)が務める。今作は全編を通して劇中音楽に来年デビュー30周年を迎えるエレファントカシマシの楽曲を採用。フレッシュな脚本と、宮本の演技と楽曲が話題になりそうだ。

 宮本は「なにしろ全力でやります。この西虎太郎という人はとても単純で楽しい人なのですが、悩みと問題を自然にたくさん背負っています。気張りすぎず楽しくやりたいと思います。それから共演者もそうそうたる方々ですし、迷惑かからないようにしたいです。本人は大まじめに取り組んでおります。このドラマは基本的にはとっても楽しい話なので、どうかみなさん期待して楽しみにしていてください」と意気込みを語った。

 佐藤は「エレカシの宮本さんと絡めるのが本当に楽しみです。畑の違う人との共演でどんな化学反応を起こせるか。どんな刺激をもらえるか、どんな刺激を与えられるか、本当に心が踊ります」と共演を楽しみにしている様子だった。

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