成瀬國晴選 タイガース川柳大賞

◆成瀬 國晴(なるせ・くにはる)
1936年大阪市生まれ。イラストレーターとして、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、商業デザインなど幅広い分野で活躍。レポーター、番組司会者、コメンテーターとしての顔も持つ。 日本漫画家協会会員。大阪府知事文化功労者表彰。第24回上方お笑い大賞審査員特別賞受賞。2007年大阪市市民表彰(文化功労者部門)、関西ディレクター大賞・特別賞受賞。
成瀬國晴HP【naasanillust.mond.jp

タイガース川柳(6月第2週 週間賞)

[ 2024年6月11日 07:00 ]

<週間賞>

貯金とは あれば使うさ そんなもん
(兵庫県西宮市 やぶちゃん)


<佳作>
大瀬良を 二面追いやる 価値の勝ち
(大阪府大阪市 後藤 正子)


誇らしげ 勝ちに繋げた 日焼け顔
(大阪府摂津市 前川 照男)


口惜しくも 粋な才木の 鳴る右腕
(愛知県名古屋市 幅 茂)


掴み取る 気迫に負けぬ 撮る気迫
(三重県四日市市 城 直司)


【講評】
 選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)


 交流戦は開幕2カード負け越しで始まり、先週は楽天に今季初の同一カード3連敗の屈辱を味わわされた。

 5月26日から甲子園6連敗となった6日の試合後に、やぶちゃんさんが詠んだものだろうか「そんなもん」という岡田監督節が週間賞に輝いた。

 貯金が無くなったこの日、「明日から開幕」と仕切り直し宣言した「そんなもん」監督は、翌7日の西武戦で24日ぶりに佐藤輝選手、27日ぶりに伊藤将投手を1軍に復活させた。

 案の定、この2人の活躍は同日のロッテ戦で史上90人目のノーノー快挙を達成した広島・大瀬良投手を翌日付のスポニチ大阪版5面に追いやった。

 後藤正子さんの二面はトップニュースでないと解釈して採った。

 佐藤選手のヘッドスライディングで生還し名誉ある土の勲章と、打球直撃の痛みに耐え7回1失点で3勝目を挙げた伊藤投手の日焼け顔を前川照男さんは見逃さなかった。

 幅茂さんは「サンデー才木」の8回1安打9奪三振の右腕を詠みノーノー達成できなかったことを悔しがった。

 才木投手はインタビューの答えもユーモアたっぷりで才気投手でもあるね。

 城直司さんは、9日西武戦の3回の一塁守備で、ファウルフライを追ってカメラマン席に転落し頭部を打つ寸前の渡辺選手を撮ったカメラマンの気迫も褒めている。

 「ファミリー・ウイズ・タイガース」の水色ユニホームにふさわしいカード3戦全勝で爽やかな2位復帰の週後半だったね。

 さあ、日本シリーズ再現のオリックス戦だ。

 この勢いで走ろう。

 ▼応募方法 〒530―8278 スポーツニッポン新聞社報道部「タイガース川柳」係。メールはyakyuu-o@sponichi.co.jp、ファクスの場合は(電)06(6346)8574まで。〒住所、氏名、年齢を明記のこと。次回は16日必着。掲載は18日。

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