成瀬國晴選 タイガース川柳大賞

◆成瀬 國晴(なるせ・くにはる)
1936年大阪市生まれ。イラストレーターとして、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、商業デザインなど幅広い分野で活躍。レポーター、番組司会者、コメンテーターとしての顔も持つ。 日本漫画家協会会員。大阪府知事文化功労者表彰。第24回上方お笑い大賞審査員特別賞受賞。2007年大阪市市民表彰(文化功労者部門)、関西ディレクター大賞・特別賞受賞。
成瀬國晴HP【naasanillust.mond.jp

タイガース川柳(9月第2週 週間賞)

[ 2024年9月18日 07:00 ]

 <週間賞>

 浜風が なんぼのもんじゃ カモメ二羽
(大阪府泉佐野市 浜田 竜哉)

 <佳作>
その通り 泣く子は育つ 前川や
(大阪市 中戸 廣之)

 横手から 実りの秋の お手伝い
(香川県宇多津町 中山 喜博)

 二年目の 大竹の節 又伸びる
(兵庫県西宮市 やぶちゃん)

 秋バテも なく尻尾まで ちゃんと虎
(和歌山県かつらぎ町 窪田 泰壽)

 【講評】
 選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)

 甲子園7連戦が終わった。

 5勝1敗と大雨。

 12日の大雨は局地的な、それも聖地付近でバケツ、いや、たらい、いや風呂おけ?をひっくり返したようなものだった。

 このビックリ水で13日からは4連勝し、単独2位に浮上した。

 昨年のV記念日だった14日広島戦は、選手会長の中野選手がサヨナラ安打で試合を決めた。

 翌15日は2003年のV記念日で、この日は佐藤輝選手が14号、続く前川選手が自身甲子園初本塁打となる4号V弾を放った。いずれも浜風と関係なく右翼スタンドに一直線で入った。「なんぼのもんじゃ」は打球の勢いだ。

 浜田竜哉さんは、この連続ホーマーを詠んで週間賞。

 カモメ二羽とは、この二人がナインと交わす羽ばたきポーズのことだ。

 このところ、前川選手の活躍が目覚ましく、その分相手投手の攻めも厳しくなっている。

 死球も今季はリーグトップタイの9個を数える。

 昨季、3連続三振で悔し泣きした姿はもうないが、痛い死球でも育っていると中戸廣之さんは詠む。守備の進歩もすごい。

 10日のDeNA戦では8月22日以来の先発だった青柳投手が5回4安打2失点で144日ぶりの2勝目を挙げた。

 中山喜博さんの「横手から」がいいね。

 16日、10勝目を挙げ大竹投手を褒めたやぶちゃんさんは「球団左腕初、移籍から2年連続」を一節伸びたと喜ぶ。

 泣いても笑っても、今季もあと10ゲームだ。

 快調でここまで上り詰めてきた岡田虎。

 勝負は尻尾の先で決まる。

 窪田泰壽さんと共に最後まで応援しよう。

 ▼応募方法 〒530―8278 スポーツニッポン新聞社報道部「タイガース川柳」係。メールはyakyuu-o@sponichi.co.jp、ファクスの場合は(電)06(6346)8574まで。〒住所、氏名、年齢を明記のこと。次回はレギュラーシーズン最終日必着。掲載は翌週火曜日。今シーズン最終回です。どしどし投句してください。

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