阪神・井上が満塁弾！サムスンとの練習試合で計5打点の猛アピール

練習試合　   阪神―韓国サムスン （ 2023年2月19日    沖縄・宜野座 ）

＜阪神宜野座キャンプ＞7回1死満塁、井上は左中間に満塁本塁打を放つ（撮影・北條貴史）
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　阪神・井上広大外野手（21）が19日、今春2号を豪快な満塁弾で飾った。韓国サムソンとの練習試合（宜野座）に「7番・左翼」で出場。5―0の7回1死満塁から左翼席へ打ち込んだ。プロでは20年9月26日のウエスタン・リーグの中日戦以来、2本目の満塁本塁打。4回1死一、三塁からの右犠飛を合わせ、この時点で計5打点を挙げて猛アピールした。

　高卒4年目で飛躍を期待される右の大砲候補。前日18日の第5クールからは同じ右翼を争うドラフト1位・森下翔太外野手（22）が1軍に完全合流してDeNAとの練習試合で1安打してフル出場したばかり。1学年上のライバルに負けじと持ち味の長打力を見せつけた。

　今春は初の対外試合だった15日の楽天との練習試合（金武）で7回に代打出場して左中間へ本塁打。キャンプ中盤を過ぎて徐々にふるい落としが始まる中、「何とか1軍にしがみついてやっていく」と燃える若虎が大きな存在感を示した。