ヤクルト元山が2発と爆発！対外試合9打数6安打の打率・666＆3発に「昨年悔しい思いした」

＜練習試合　ヤ・ロ＞6回、元山はソロを放ちナインの出迎えに笑顔（撮影・沢田　明徳）
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　ヤクルト・元山飛優内野手が19日、沖縄・浦添で行われたロッテとの練習試合で2発を含む3安打2打点と猛アピールに成功した。

　2回に種市から右中間へソロを放つと、6回にはサイドスローの横山から右越えソロ。さらには8回には中森から中前打と、持ち前のしぶとさも披露した。

　「昨年、非常に悔しい思いをしたので、練習試合でアピールしてシーズンにつなげられたらなと思っていた」

　ルーキーイヤーだった21年は97試合に出場し、打率・255、3本塁打をマークしたが、シーズン終盤に右手首付近を骨折し、その影響が昨季序盤にも尾を引いてしまった。

　2年目の22年はわずか13試合出場で、打率・148。遊撃レギュラーには、高卒3年目だった長岡が台頭していた。「ちょっと、言い訳っぽくなるけど、昨年は途中まで痛くて、いろんなクセもつきながら、試行錯誤していた」と振り返る。

　そんな悔しさを今季は晴らしたい。「143試合あって、そのほとんどの試合に出場させてもらって、周りの人から活躍しているなと思われるような成績を残したい。まずは、そこに至るまでに、しっかりとアピールしたい」。今キャンプは対外試合3試合で9打数6安打3打点、打率・666、3本塁打と大爆発中だ。