【侍ジャパン】昨季不振の山田哲人「あとは実戦。そこで感じたい」次クールでライブBPのダルと対戦も？

牧（右）とノックを受ける山田
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　3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が19日、3日目を迎え、第1クールを終えた。自身2度目のWBC出場となる山田哲人（ヤクルト）は「めちゃくちゃ良い練習してるなって感じです」と充実感をにじませた。

　昨シーズンは自己ワーストとなる打率・243と打撃不振に苦しんだ山田。「（打撃練習は）考えながらやってます」と試行錯誤しながらフォームを模索中といい「あとは実戦。そこがないと何とも言えない。何打席か立って感じるところもあると思うので、そこで修正したり続けていったり、そこで感じたい」と実戦を待ち望んだ。

　次クールではダルビッシュがライブBPに登板予定で、対戦の可能性もあるだけに「どうなるか分からないですけど、お願いしますっていう（気持ち）」とメジャーリーガーの球を打席で見られる瞬間を心待ちにした。

　7月には31歳を迎えるとあり、侍ジャパンでは年下の選手も増えた。ポジションも二塁が確約されているわけではない。求められる役割について「任されたところをやるだけなんで」ときっぱり。「スタメンか分からないし、ベンチか分からない。とにかく栗山さんが思ってることをしっかり僕も感じて勝利に貢献したいなと思います」と覚悟をにじませる。

　前回2017年のWBCで2本塁打を放つなど、国際大会では勝負強さを発揮しているものの「要因は分からないですし、たまたま僕が実力以上のものが出てる。今年は今年ですし、メンバーも違えば、対戦相手も違うのでしっかり引き締めて世界一を目指したいなと思います。WBCだけでなく日本代表は光栄なことですし、たくさんの方が注目してるので期待にも応えたい。あとは自分自身もこういうプレッシャーの中で野球ができる幸せを感じて思い切ってプレーしたいです」と意気込んだ。