【侍ジャパン】宇田川「迷いなく腕が振れる」“クイック仕上げ”でペースアップだ!

[ 2023年2月19日 18:28 ]

<侍ジャパン宮崎合宿>ブルペン投球する宇田川(撮影・尾崎 有希)
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 3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が19日、3日目を迎え、宇田川優希投手(オリックス)が今合宿で初めてブルペン入り。33球を投じた。

 ブルペンで右腕が積極的に行ったのがクイックモーションでの投げ込み。「足を上げてのフォームだと迷いながらとか、そういう雰囲気があったらしくて、クイックだと勝手にトップが作れるので厚沢コーチに言われてクイックで投げたら良かった」と自然とフォームが安定したことを理由に挙げた。

 自身でも「クイックの方がフォームを気にせず自然に投げられている。クイックだと迷いなく腕が振れるのでボールにいい影響を与えてます。コントロールも足上げる時より力強い真っ直ぐが捕手のミットに行くのでプラスになったかな」と手応えをつかんだようで「悪い時もありますけど、良い球も増えてきたので上がって来た感じです」と調子が上向いてきたとうなずいた。

 今春は一時、体重が100キロを超過するなどし、オリックス・中嶋監督から合宿中も昨季の日本シリーズ期間の97.5キロ以下キープを厳命されており、前日はダルビッシュの投球練習に山本や宮城らが熱視線を送る中、1人だけ「やらないといけないことがあるので…」とウエートルームで汗を流しベテラン右腕の球を見逃した。

 オリックスのキャンプ序盤からWBC使用球への対応に苦慮していたが、“クイック仕上げ”でペースアップを誓った。

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2023年2月19日のニュース