ドジャース・カーショー　WBC出場取りやめ　負傷歴を理由に保険加入できず

ドジャースのカーショー（AP）
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　ドジャースのクレイトン・カーショー投手（34）は17日（日本時間18日）、米国代表に選出されたWBCの出場を取りやめたことを明かした。負傷歴を理由に保険加入できなかったためという。

　「本当に残念だ。体には一切問題がない。恐らくこれが出場の最後のチャンスだった」とキャンプ地のアリゾナ州グレンデールで話した。各チームはメジャー40人枠の選手が出場する場合、負傷に備え保険に入ることを求めている。昨季は腰痛などで複数回離脱し、22試合の先発にとどまっていた。「チームも協力してくれて、いろいろな策を試したがダメだった」と無念さをにじませた。通算197勝で、3度のサイ・ヤング賞受賞を誇る左腕は、米国代表のエース格とされていた。

　≪編成本部長「カーショーも残念がっている」≫侍ジャパンの宮崎合宿を視察中のドジャースのアンドルー・フリードマン編成本部長はWBC出場を断念したカーショーの無念さを代弁した。「カーショーも残念がっている。球団としてはプレーしていい意向だった。いろいろな事情があって辞退しないといけなかった」。既にキャンプインしており体に問題はなく「ドジャースでトレーニングを続けます」と説明した。