オリの新オーナーが激励「12球団1位の年俸を獲得して」　ラオウ杉本も“昇天”の笑顔

＜オリックスキャンプ第14日＞井上亮新オーナーは選手会長の杉本裕太郎と笑顔で握手（撮影・井垣　忠夫）
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　オリックスの井上亮（まこと）新オーナー（70＝オリックス取締役兼代表執行役社長・グループCEO）が18日、1月1日の就任後初めて宮崎キャンプを視察した。練習前に首脳陣、選手らを集め「1年間、健康で頑張って楽しくプレーしてほしい。12球団1位の年俸を獲得してください」と激励した。

　選手会発表の22年度12球団の平均年俸（外国人を除く）でオリックスは3922万円の6位。1位のソフトバンクとは約3000万円の開きがあり、「プロなんだからプレーして稼いでなんぼ。（活躍すれば）普通に上げる」と約束した。

　さらに中嶋監督に対しても「この2年間、マジックナンバーなしでの優勝。野球ファンとしては非常に楽しい試合ですが、関係者としてはちょっと胃が痛くなるので、今年こそマジックを出して優勝してくださいと言いました」と要望？した。

　景気の良い発言に選手会長の杉本は「今年も優勝して、みんなでいっぱい年俸上げてもらえるように頑張ります」と決意を新たにした。　（中澤　智晴）