【侍ジャパン】ダルビッシュ 投手陣は「レベル高い」佐々木朗希、山本由伸それぞれ絶賛した球種は…

[ 2023年2月19日 15:55 ]

<侍ジャパン宮崎合宿>ダルビッシュ(右)と言葉をかわす佐々木朗(撮影・平嶋 理子)
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 3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が19日、3日目を迎え第1クールを終えた。メジャーリーガーで唯一、合宿に参加しているダルビッシュ有投手(パドレス)はこの日、ブルペンには入らず若手投手たちの投球練習に熱視線。時折アドバイスを送るなど、ベテランらしくチームをけん引した。

 「すごくたくさんの選手とコミュニケーションが取れて、たくさんのファンに来ていただいた中で野球ができて楽しかった」と日本のファンの前で久しぶりに汗を流した第1クールを振り返った。

 この日は、ブルペン入りした佐々木朗希投手の投球をスマホで撮影。「球もすごい速いですし、フォークもすごく落ちてましたし、すごく良いスライダーを投げて、すごいものを持っている」と改めて能力の高さを実感。特にスライダーは「単純に横の曲がりが大きくて本人も違和感あるように投げてないので、自分のものにしてるんじゃないかな」と本人にもお褒めの言葉を伝えるほど称賛。「やっぱあれだけのスピードを投げられるのももちろんなんですけど、やっぱりストライクを取るのに困らない。この前、ヤクルト戦に投げてたと思うんですけど3ボール2ストライクからスプリットを投げたりとか、そういうことってなかなかできないので、あの年齢でそれができるのがすごいなと」と賛辞が止まらなかった。

 その後は日本球界のエース・山本由伸の投球も食い入るように見守り「もちろん安定がすごくしてますし、球も強いですし、小さく動かす球であったりとかカーブもすごかった。山本投手のカーブは加速するように落ちていくので、打者も振ってしまうでしょうし、いろんな状況で使える」と評価し「山本由伸もそうですし、佐々木投手も他の投手もレベル高い」と投手陣全体を称えた。

 自身は次クールにライブBPに登板予定で「こっちの選手と対戦すると思うので、なるべくデッドボールを当てないように」と笑わせ「ファンの方々が見てる中で投げることになるので雰囲気に飲まれないようにしたいです」と意気込んだ。

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2023年2月19日のニュース