ソフトバンク千賀 メッツと合意、トレード拒否権&オプトアウト含む5年総額102億 米メディア報道 

[ 2022年12月11日 13:45 ]

メッツとの契約合意が伝えられた千賀
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 ソフトバンクから海外FA権を行使してメジャー移籍を目指していた千賀滉大投手(29)がメッツと5年総額7500万ドル(102億円)で契約合意に達したと10日(日本時間11日)、複数の米メディアが報じた。今後は身体検査を経て正式契約を結ぶという。

 このオフのメッツはFAのエース右腕デグロムがレンジャーズに移籍したが、アストロズからFAの今季自身3度目のサイ・ヤング賞を獲得した右腕バーランダー、カージナルスからFAの左腕キンタナを獲得。千賀が加わり、先発陣に厚みが増した。

 「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、契約にはトレード拒否権と、5年の契約満了を待たずに契約を破棄してフリーエージェント(FA)となれるオプトアウト条項が含まれたという。

 大リーグ公式サイトでは、トレード拒否権は全球団に対してと伝えられた。またオプトアウトは、3年目の2025年シーズン終了後に、千賀自らの意思でFAとなるか残留するか選択できるという。

 米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」では11月中旬に今オフ移籍市場の大物選手の契約額を予想した際、千賀については5年総額7500万ドルとされていた。市場予想通りの数字に落ち着いた。

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2022年12月11日のニュース