日本ハム・加藤貴 先発三本柱で「40勝」掲げる「背中を押して頑張る」

[ 2022年12月11日 06:00 ]

トークショーを盛り上げた(左から)伊藤、加藤
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 来季の開幕投手に内定している日本ハムの加藤貴が、先発三本柱での「40勝」を目標に掲げた。10日は三本柱の一角を担う伊藤とともに、上川町内のホテルでトークショーに参加し「(伊藤)大海と上沢が15勝ずつ勝ってくれるので、僕は10勝できたら。2人が頑張ってくれるので、僕は背中を押して頑張ります」と意気込んだ。

 今季日本一のオリックスは山本が15勝、宮城が11勝、田嶋が9勝と3人で計35勝をマークした。来季優勝には勝ち星を確実に稼ぐ先発3枚は必要不可欠で、加藤貴は「(3人で)40勝はしないと」とうなずく。また、先発ローテーション入りを狙う若手も多く「生きのいい子たちが多いのでね。僕らも負けないように頑張らないと」と発奮材料にする。

 エースの上沢が来オフのメジャー挑戦を表明し、来季が三本柱を形成する最後の年となる可能性がある。加藤貴に15勝を命じられた伊藤も「僕も現状打破していかないといけない立場。一皮むけるためにも、そこ(15勝)を目指していきたい。(エースを)任せてもらえるように」と言葉に力を込める。

 今季は伊藤がチーム最多の10勝、上沢、加藤貴が8勝で続いた。いずれも目指すは自己最多で、加藤貴は「中継ぎの負担を少しでも減らせるように僕らも頑張りたい」。優勝で上沢を送り出す。(清藤 駿太)

 ○…トークショーで加藤貴が意外な特技を明かした。先月に発売された人気ゲーム「ポケットモンスター」を購入し、わずか3日でクリア。「今はヒマ状態」と苦笑いした。また、球場のロッカーでは伊藤の荷物整理を手伝うなど整理整頓が得意。自宅では風呂やトイレ、床の掃除も無難にこなし、「(ロボット掃除機の)ルンバには頼りません」と語って会場を盛り上げた。

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2022年12月11日のニュース