斎藤佑樹氏「その時、僕泣いちゃった」 プロ2年目、栗山監督からの手紙に感じた熱い思い

[ 2022年12月11日 22:45 ]

斎藤佑樹氏
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 昨季限りで現役を引退したプロ野球元日本ハム投手の斎藤佑樹氏(34)が11日放送のBSTBS「野球伝来150年特番 斎藤佑樹 野球の未来へ~原点回帰の旅」(後9・00)に出演。日本ハム時代の監督だった栗山英樹氏(61)との思い出を振り返った。

 2012年、栗山氏は監督就任1年目でプロ2年目の斎藤氏を開幕投手に指名した。斎藤氏は西武相手に初の開幕投手という重圧の中、9回4安打1失点と堂々の投球でプロ初の完投勝利を飾り、栗山氏に監督1勝目をプレゼントした。

 この開幕投手指名について斎藤氏は「ヤクルトとオープン戦したときに、神宮球場の監督室に呼ばれて、手紙を渡されて『開幕投手任せたぞ』っていう内容の手紙だった」と手紙で伝えられたことを振り返った。

 その通達に斎藤氏は「その時、僕泣いちゃった」と涙を流したという。涙の理由については「本当に僕なんかでいいのかなって思ってる中に、その栗山監督の熱い思いをそこで感じて」とした。

 「まさに栗山監督のために頑張りたい。栗山監督をこのシーズンで胴上げさせるために絶対頑張りたいという思いでした」と闘志に火が付いた。そして、この年、見事リーグ優勝を飾った。

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2022年12月11日のニュース