“きつねダンス効果”で応募者急増 ファイターズガール新メンバーオーディションで過去最多318人が応募

[ 2022年12月11日 21:22 ]

きつねポーズで写真に納まる2023年ファイターズガールの新メンバー(前列左から)田中杏奈さん、志堅原花音さん、竹市琴美さん、上村優菜さん、橋本莉々花さん、日戸琴音さん(後列同)大野美侑さん、高野実さん、田中心優さん、上山真奈さん、鈴木穂乃花さん、大西真帆さん、塩沢美咲さん、工藤彩音さん(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 「きつねダンス」で話題の日本ハムの球団公式チアリーダー「ファイターズガール」の新メンバーオーディションが11日、札幌ドームで開催された。

 “きつね効果”もあって昨年の179人から急増し、応募数は北海道移転後最多となる318人。この日は1次審査を通過した元アイドル、インスタグラマー、動画配信者など個性あふれる69人が参加し、3次審査を経て新メンバー14人(旧メンバー7人含む)が決定した。

 ファイターズガールアカデミー1期生で札幌市出身の上村優菜さん(早大4年)は、来春就職のため都内で営業職の内定が決まっていた。それでも、面接で「合格した場合は内定先に断りを入れます」とアピール。「このまま就職してもダンスが学生時代の“いい思い出”で終わるのはもったいないと感じた」と語り「うれしいの一言では表せません」と、合格を喜んだ。

 また、今年のメンバーからも14人が参加し大野未侑さん、高野実さん、塩沢美咲さん、工藤彩音さん、日戸琴音さん、大西真帆さん、田中杏奈さんの7人が合格した。3次審査ではダンベルを両手に、特技のしりとりを披露した塩沢さんは2年目の来季へ「来年はファンの方々がより多く来場する。一人でも多く笑顔にさせたい」と意気込んだ。

 “きつね効果”は社内にも波及し、来年からチアリーダーは給料制となる。今季はメディア露出が激増し、球場以外での活動が増えた。これまでは、アルバイトなど掛け持ちで活動してきたチアも多かったが、来年はチアリーダー1本で生活ができる体制に変わるという。

 一つの職業として認められたことでもあり、同ダンスの考案者でファイターズスポーツ&エンターテイメントの尾暮沙織さんは「ファイターズガール1本で生活できることが、私たちの願いだった。今後は1つの職業として認識されるので、責任感を持っていきたい」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月11日のニュース