2000安打へあと115本の中日・大島「早く達成したい」大学・社会人からの到達は過去3人のみ

千種警察署で一日警察署長を務めた中日・大島（左）と大野雄
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　中日・大島洋平外野手（37）が10日、愛知・千種警察署で大野雄とともに一日警察署長を務め、残り115本に迫る通算2000安打の早期達成を誓った。「普通にいけば、夏ぐらいにはいける数字。なるべく早く達成してすっきりしたい」。大学、社会人を経た選手では過去3人だけ。今季は死球による右膝の負傷などで109試合の出場で137安打を残し、同ペースなら7月中（92試合目）に到達する計算だ。

　準備に余念はない。12月は自宅施設で体力強化に励み、新たにライトを使った「リアクショントレーニング」を導入。複数のライトの点滅に反応して素早く体を動かし、反射神経を高めるもので「立ち遅れや間に合わない時が多かった」と苦手にしたクイックモーション対策や得点圏打率の向上にも役立つという。アキーノが加わる来季は外野のポジションがシャッフルされて左翼が主になる見通し。過去2度の最多安打を誇り「自分のやることをやるだけ」と大台を見据えた。（中澤　智晴）