ヤクルト・村上 仰天400億円超の契約も 3年後メジャー挑戦確約に米メディア反応

[ 2022年12月11日 05:29 ]

ヤクルト・村上宗隆
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 ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が3年総額18億円の契約を結び、3年後のメジャー挑戦を確約されたことを受け、一夜明けた9日(日本時間10日)に米メディアは早くも反応。米CBSスポーツは「3年後には総額3億ドル(約408億円)の契約を結ぶかもしれない」と予想した。

 今季日本選手最多56本塁打を放ち、最年少3冠王に輝いたスラッガーを「大リーグを除き、世界で最高の打者」と紹介。25歳未満の海外選手の獲得には契約金額が大幅に制限される通称「25歳ルール」を指摘し、「25歳で迎える25年オフならばどんな巨額の契約でも可能だ」と伝えた。

 投打二刀流のエンゼルス・大谷は、来オフにFAとなれば総額5億ドル(約680億円)規模の大型契約とも予想されているが、大リーグ全体でも総額3億ドル以上の契約を結んだ選手は、歴代最高の12年総額4億2650万ドル(約580億円)のエンゼルス・トラウトら11人しかいない。

 CBSスポーツはヤクルトへ渡る譲渡金も、総額3億ドルの契約ならば4677万5000ドル(約63億6100万円)と試算した。過去のポスティング移籍では、ルール改正前の12年1月のレンジャーズ・ダルビッシュ(日本ハム)の5170万3411ドル(当時約40億円)、06年12月のレッドソックス・松坂(西武)の5111万1111ドル11セント(当時約60億円)が突出して高いが、それに匹敵する譲渡金額となる。

 「僕の実力が伴わないとメジャーには行けない。もっともっと頑張るぞという気持ち」と村上は前日の会見で語った。来年3月のWBCも含め、記録的快挙を成し遂げた今季以上に世界の注目を集めるシーズンとなる。

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2022年12月11日のニュース