斎藤佑樹氏　早実の恩師・和泉実監督からの言葉が「僕の野球人生の中ですごく大きな転機」

斎藤佑樹氏
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　昨季限りで現役を引退したプロ野球元日本ハム投手の斎藤佑樹氏（34）が11日放送のBSTBS「野球伝来150年特番　斎藤佑樹　野球の未来へ～原点回帰の旅」（後9・00）に出演。早実の和泉実監督（61）との秘話を語った。

　和泉監督について斎藤氏は「すごく威圧感があった。優しさの中にもすごく厳しい監督だと感じた」と振り返った。斎藤氏は1、2年生の夏まで「フォアボール出したり、味方がエラーしたりした時に僕はすごくカッカしてて」とマウンド上で態度を露わにしていたという。

　その行為に和泉監督から「態度に出しているけど、何のために出しているんだ?意味があるのか?」と問いかけられた。斎藤氏が「意味ないです」と答えると「じゃあ、やるべきことはわかっているよね?」と優しく諭すように注意された。

　そこから斎藤氏は「いわゆるポーカーフェイスじゃないけど、あまり表情を出さないようにした」とマウンド上で態度に出すことはなくなったキッカケとなったという。「僕の野球人生の中ですごく大きな転機でしたね」と感謝した。