ド派手演出！享栄・大藤敏行監督の還暦を祝う会開催　中日・上田「人一倍熱くご指導いただいた」　

人力車に乗って会場に入る享栄・大藤敏行監督
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　中京大中京監督として09年夏の甲子園を制覇し、18年8月から享栄の監督に就任した大藤敏行氏の還暦を祝う会が11日、名古屋市内で開かれた。

　新型コロナウイルス感染対策に配慮しながらOB・OG、関係者ら270人が集結。4月に還暦を迎えた大藤氏は北島三郎の「まつり」の演奏に乗せて、人力車に乗って会場入りするド派手演出。OGからちゃんちゃんこならぬ、左胸に「大藤」の文字が入った背番号60の真っ赤なユニホームをプレゼントされ笑みをこぼした。来賓あいさつでは、愛知県私学4強のライバルとしてしのぎを削った前東邦の大垣日大・阪口慶三監督が「勝利への執念とエネルギーがみなぎる男」と今後も優秀な選手育成への期待を込めて激励した。

　現役プロ野球選手として唯一参加した、大藤氏にとって享栄で指導を始めてから初のプロ入りを果たした中日・上田洸太朗は「常に自分のことを目にかけていただいて、人一倍熱くご指導いただいた。来季は5勝をノルマに、負けより勝ち数を多くできるようにしたい」と恩師の節目に背筋を伸ばした。