沢村賞受賞のオリックス・山本由伸「一年間を評価してくれる賞なので、やりがいを感じます」

2年連続で沢村賞を受賞し、色紙を手にするオリックス・山本（球団提供）
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　2年連続で沢村賞を受賞したオリックスの山本由伸投手（24）は「シーズンを通して一番いい成績を残した先発投手に贈られるイメージなので、素直にうれしく思います。一年間を評価してくれる賞なので、やりがいを感じます」と喜び、胸を張った。

　26試合に登板して15勝5敗で最多勝、勝率第1位（・750）、最優秀防御率（1・68）、最多奪三振（205）と史上初の2年連続投手「4冠」に輝いた。沢村勝の選考基準7項目のうち5項目をクリアするなど文句なしの選出だった。

　「一日一日を大切にして、真剣に練習、調整をして、毎試合必死に投げた結果だと思います」。2年連続受賞は17、18年の菅野（巨人）以来、史上6人目でぱ・リーグでは初。来年以降についても「より高みを目指して、もっといいピッチャーになるために、もっともっと野球と向き合いたいと思います」と話した。