落合博満氏 オリ由伸で初戦黒星の影響「大きい」 脇腹の状態次第では「中4日の第5戦」の可能性も示唆

[ 2022年10月24日 00:10 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が23日、NHK「サンデースポーツ」(後9・50)に出演。オリックスが前日のヤクルトとの日本シリーズ初戦を絶対エース山本由伸で落としたことについて「大きいですよ」と断言。そして今後の展開によっては、脇腹痛が問題なければ「中4日で第5戦」登板もあり得るとした。

 落合氏は今後のシリーズを占う上で、オリックスが山本で初戦を落としたことに「大きいですよ。オリックスとすれば山本で2勝と踏んでいたと思いますから、その山本が投げたゲームを落としたっていうのは(大きい)」と断言。

 「まあ、次に放れるかどうかですよね。脇腹の違和感と言うけれども。それが痛みで投げられないとなったら、絶対的なエースが投げられないわけですから。非常に(オリックスが)不利になると思います。(普通にいけば第6戦の神宮だが)星勘定によっては中4日で第5戦(京セラ)に行く可能性もなくはないと思いますますけどね」と持論を展開した。

 落合氏は山本が初戦で4失点し、5回途中で左脇腹を痛め緊急降板した理由の一つとして、独特な神宮のマウンドに「違和感を感じていたと思う」と分析。脇腹の状態にもよるが、絶対エースの次戦は中4日で京セラDのマウンドか、常識的な第6戦で再び神宮のマウンドに上がるのか――。第2戦も3―0の9回に阿部が悪夢の3ラン被弾で“痛い”引き分けとなったオリックス。中嶋監督の今後の采配にも注目が集まる。

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2022年10月24日のニュース