西日本短大付がサヨナラ8強!6番の多久が2年生の意地を見せる劇打!

[ 2022年10月24日 20:51 ]

高校野球秋季九州大会   西日本短大付6―5鹿屋中央 ( 2022年10月24日    コザしんきん )

<西日本短大付・鹿屋中央>両手を広げ喜ぶ多久
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 西日本短大付が5―5の9回に6番の多久将太捕手(2年)がサヨナラ打を放ちベスト8進出を決めた。

 9回に先頭の3番の村上太一外野手(1年)と5番の古賀海凪内野手(1年)の安打で1死一、三塁のチャンスにスライダ―を捉えて高校初の劇打を放った。「1年生クリーンアップがしっかりつないでくれたので、2年生の意地というか負けていられないので、決められて良かったです」と声を弾ませた。

 多久は捕手として入部。今夏までは打撃の良さを買われ4番・左翼手で出場。今秋から再び正捕手の座をつかんだ。「コンバートをして捕手のことで神経を使っているから6番で打たせていますが、もともと4番だったので信頼しています」という西村慎太郎監督の期待に応えた。

 26日の準々決勝の海星戦で勝利すれば1987年以来のセンバツ出場(夏は21年に出場)に“当確”ランプが灯る。多久は「いつも通りの粘り強い野球をしたい」と意気込んだ。

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2022年10月24日のニュース