広島・西川龍馬 残留決断の決め手は「新井さん。そこが一番」

[ 2022年10月22日 12:55 ]

秋季練習でティー打撃に励む広島・西川。FA権を行使せず残留が決まった(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 広島は22日、西川龍馬外野手(27)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、来季もチームに残留すると発表した。

 取材に応じた西川は決断に至った決め手を問われ「新井さん。そこが一番です」と即答。新井新監督からは、12日の就任会見前に電話で直々に慰留を受けており「必要と言ってもらえた。今季はケガでなかなか思うようにいかなったので、来季はケガなく1年間プレーしたい」と決意を語った。

 17日にあった3回目の交渉直後に決断。指揮官には、その日のうちに報告を済ませている。

 今季は下半身のコンディション不良で約2カ月間離脱したものの、巧みな打撃で打線の中核を担い、出場97試合で打率・315、10本塁打、53打点をマーク。11月の強化試合で侍ジャパンに選出された左の巧打者には複数球団が興味を示しており、宣言すれば争奪戦は必至だった。

続きを表示

2022年10月22日のニュース