阪神・梅野 正捕手奪回や!岡田新監督のキャッチャー像に共感「すごくワクワク」

[ 2022年10月22日 05:15 ]

正捕手奪回を誓った阪神・梅野
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 梅野が正捕手の奪回を誓った。今季の先発マスクは80試合にとどまり、自己最多の昨季125試合から大幅に減った。満足にほど遠い1年を過ごし、「今年みたいなスタメン出場じゃ、チーム的にもまだまだ勝てないと思う」と新体制での巻き返しを狙う。

 岡田新監督の発言は、就任会見からチェック済みだ。「守りの野球」などの野球観に共感を覚えた。高い盗塁阻止率とブロッキングの技術は、新指揮官が求める守備型の捕手像とマッチする。「気持ち的に来季に向けてすごくワクワクしている」。05年に優勝に導いた采配にも興味津々で、「自分たちが知らない勝負勘とか、そういうところを覚えたい」と意気込んだ。

 今季100試合以上の先発マスクは、ソフトバンク甲斐、中日・木下、巨人・大城の3人だけ。岡田監督は時代を理解しつつも、「ある程度、固定というか。レギュラーキャッチャーという名目は必要やろ」と併用に否定的だ。捕手にはバントや進塁打を求め、「打たんでええよ。余計に勝ってしまうやんか。キャッチャーまで打ったら」と“岡田節”で黒子の役割を求める考えを示した。

 品定めの時期は早い。この秋で「ある程度一本化せなあかんよ」と絞る。梅野は望むところ。24日から甲子園で始まる秋季練習からサバイバルは始まる。 (倉世古 洋平)

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2022年10月22日のニュース