阪神ドラ2・門別「早く甲子園で投げたい」プロ1年目1軍登板へ北の大地で総仕上げ

[ 2022年10月22日 05:15 ]

21日付のスポニチ大阪版紙面のコピーを手に笑顔の門別
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 阪神からドラフト2位指名された東海大札幌・門別啓人投手(18)が21日、プロ1年目からの1軍での活躍を誓った。一晩では見きれないほどのLINEが届いたという最速150キロ左腕は「球児なら誰もが投げたい場所。一度でも行けたらいいなと思っていたし、早く投げたい」と来年から本拠地となる甲子園を思い描いた。

 球団の高卒左腕が入団1年目に1軍登板すればドラフト制以降では86年の遠山昭治(現奬志)以来、3人目となる。その高い目標へ向け、すでに夏以降から体づくりを進めていた。現在の体重86キロから人生最重量の90キロほどでの動ける体を目指している。「この機会を大切にしたい」。食事に加え、秋からは走り込みの量も増やしていた。同校のグラウンド周囲にあるアップダウンの大きい通称“東海ロード”もフル活用して総仕上げを図る。

 門別は言う。「直球の球速と切れが上がっていて、直球に今までより自信がついてきた。(右打者内角への)クロスファイアも今までで一番自信がある」。1年目からの活躍へ、ここからさらにギアを上げていく。(竹内 敦子)

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2022年10月22日のニュース