ヤクルト村上 第3打席は右飛も…高々と舞い上がった“大飛球”にスタンド大興奮

[ 2022年10月22日 21:15 ]

SMBC日本シリーズ2022第1戦   ヤクルトーオリックス ( 2022年10月22日    神宮 )

ヤクルト・村上
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が2年連続で同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第1戦(神宮)に「4番・三塁」で先発出場。6回の第3打席に右方向へ大飛球を放つも、右飛に終わった。

 2点リードの6回1死無走者で迎えた第3打席。フルカウントから、オリックス3番手・本田の136キロスライダーを右方向にはじき返した。高々と舞い上がった打球の行方を、観客たちは立ち上がって興奮気味に見守ったが、伸びが足りず右飛に打ち取られた。

 この日は、令和初の3冠王VS投手4冠の最強右腕という夢の対決が実現した。オリックスの絶対的エース・山本由伸投手と対戦した第1打席は、ストレートの四球を選んで出塁すると、続くオスナは真ん中高めに入った甘いカーブを見逃さずフルスイング。打球は三塁ベースに当たって左翼線を抜ける二塁打となった。安打&二盗成功の二走・塩見に続いて、一走・村上も一気に本塁生還。ヤクルトが幸先良く初回に2点を先取した。

 3回2死走者なしの第2打席は、1ボールから直球155キロを詰まらされ、一ゴロに倒れた。

 20年ぶりの日本一を達成した昨季に続いて日本シリーズに進出し、相手も同じオリックス。第1戦の相手先発も2年連続で山本となった。今季は日本選手最多56本塁打に打率・318、134打点と驚異的な成績を残した主砲だが、山本との通算成績はレギュラーシーズンでは2打数無安打。昨年の日本シリーズでは7打数1安打と、公式戦では計9打数1安打、5三振と攻略できていない。オープン戦やオールスターでの対戦を含めてもノーアーチで、打点もゼロ。ただ、3冠王を獲得した今季は球宴の1打席のみで、安打を放っていた。

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