オスナ、MVPレースをリード「ここ数カ月、調子はいいと自覚している」CSに続いて大暴れ、3安打3打点

[ 2022年10月22日 23:20 ]

SMBC日本シリーズ2022第1戦   ヤクルト5―3オリックス ( 2022年10月22日    神宮 )

<ヤ・オ>ヒーローインタビューを終え、ライトスタンドへ向かう塩見(左)とオスナ(撮影・平嶋 理子)
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 ヤクルトのホセ・オスナ内野手(29=ベネズエラ)が2年連続で同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第1戦(神宮)で3打数3安打3打点の大活躍。チームを勝利に導き、MVPを獲得した阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(神宮)に続いてMVPレースを早くも一歩リードした。

 「5番・一塁」で先発出場。まずは初回、2死一、二塁で入った第1打席だった。史上初の2年連続投手4冠を達成した相手先発右腕・山本の真ん中高めに入った甘いカーブを左翼線へ二塁打してチームに2点先制をもたらすと、3―2で迎えた4回の第2打席では同じく山本が投じた初球だった。今度は真ん中高めに入ったカットボールを捉えると、打球は左中間スタンドへ舞い降りる1号ソロとなり、貴重な追加点。6回の第3打席は四球、8回の第4打席は5番手右腕・平野佳から右前打を放って3打数3安打となった。

 試合後、お立ち台に上がったオスナは「アリガトウゴザイマス」とまずは日本語で第一声。「感触は良かったです。山本投手は日本一の投手なので。ただ、うちの打線もとても良い試合をした。打線全体でも良い打撃だったと思います(本塁打の手応えは)確信しました。カットだと思いますが、良いコンタクトができた。甘く入ったのでしっかり自分のスイングができました。ここ数カ月、調子はいいと自覚している。甘く入った球を打って、狙いを絞って、そこまで追いかけないという意識でいっています。今年1年間通して応援ありがとうございます。明日も一緒に戦いましょう」と元気いっぱいだった。

 オスナは阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(神宮)では3戦2発5打点でMVP獲得。ポストシーズン(PS)に入ってから絶好調が続いている。

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