ヤクルト塩見 “悲願のMVP”へ由伸から勝ち越し1号! 昨年のCSでは世紀のずっこけ

[ 2022年10月22日 19:55 ]

SMBC日本シリーズ2022第1戦   ヤクルト―オリックス ( 2022年10月22日    神宮 )

<ヤ・オ>3回、ソロを放つ塩見(撮影・岡田 丈靖)
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 ヤクルトの塩見泰隆外野手(29)が2年連続で同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズ第1戦(神宮)で勝ち越しの1号ソロを放った。ヤクルトはこの一発が6球団目の日本シリーズ通算50本塁打となっている。

 「1番・中堅」で先発出場。2―2で迎えた3回だった。先頭打者として入った第2打席。史上初の2年連続投手4冠を達成した相手先発右腕・山本が1ボール2ストライクから投じた4球目だ。内角への153キロ直球を捉えると、打球は左中間スタンドへ着弾した。初回の第1打席では山本の真ん中へ入った初球の155キロ直球を左前打として二盗も成功。先制のホームも踏んでいる。

 塩見は巨人と対戦した昨年のCSファイナルステージ(神宮)で打率・400(10打数4安打)、4打点と大活躍。日本シリーズ進出を決めた第3戦後のセレモニーでMVPでは?と周囲の選手たちにおだてられてすっかり“その気”になったが、MVPとして奥川の名前が場内アナウンスされると、おだてていた村上ら周囲の選手たちとともに吉本新喜劇ばりにずっこけ。大きな話題となった。

 阪神との対戦となった今年のCSファイナルステージ(神宮)でも日本シリーズ進出を決めた第3戦の試合後セレモニーで楽しそうな笑顔の高津監督らに背中を押されて前に出るなどスタンドを沸かせた塩見。実際にはオスナがMVPに輝いたが、日本シリーズという大舞台で今度こそ悲願のMVP獲得なるか、注目だ。

 ▼塩見 打ったのはストレートです。追い込まれていましたが力負けしないようにしっかりと強いスイングを心掛けました。勝ち越すことができて良かったです。

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2022年10月22日のニュース