ヤクルト村上「追加点を取ることができて良かった」 3冠王の意地!日本シリーズ“2年連続”初戦弾

[ 2022年10月22日 22:51 ]

SMBC日本シリーズ2022第1戦   ヤクルト5ー3オリックス ( 2022年10月22日    神宮 )

<ヤ・オ>8回、村上がソロ本塁打を放つ(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)がSMBC日本シリーズ2022第1戦・オリックス戦(神宮)に「4番・三塁」で先発出場。オリックスの絶対的エース・山本由伸投手(24)との夢の対決が実現するなど注目の一戦となった。

 この日も、“村神様”が降臨した。1点リードで迎えた8回先頭の第4打席。オリックス5番手・平野佳か投じた136キロフォークを完ぺきにとらえ、右中間席に運んだ。特大の一発で勝利をたぐり寄せた村上は「確信歩き」。昨年の日本シリーズ初戦でも、第4打席に2ランを放っており、2年連続初戦で本塁打をマークした。

 村上は「打ったのはフォークです。1点返された後だったので、すぐに取り返したかった。追加点を取ることができて良かったです」とコメントした。

 令和初の3冠王VS投手4冠の最強右腕という夢の対決も実現した。オリックスの絶対的エース・山本由伸投手と対戦した第1打席は、ストレートの四球を選んで出塁すると、続くオスナは真ん中高めに入った甘いカーブを見逃さずフルスイング。打球は三塁ベースに当たって左翼線を抜ける二塁打となった。安打&二盗成功の二走・塩見に続いて、一走・村上も一気に本塁生還。ヤクルトが幸先良く初回に2点を先取した。

 3回2死走者なしの第2打席は、1ボールから直球155キロを詰まらされ、一ゴロ。2点リードの6回1死無走者で迎えた第3打席は、フルカウントから、オリックス3番手・本田の136キロスライダーを右方向にはじき返した。高々と舞い上がった打球の行方を、観客たちは立ち上がって興奮気味に見守ったが、伸びが足りず右飛に打ち取られた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月22日のニュース