ヤクルト村上 ポストシーズンの“意外”な数字 今年は圧倒的成績でCS突破&連続日本一へ導けるか

[ 2022年10月5日 17:38 ]

56号達成のボードを持つ村上(撮影・篠原岳夫)
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 セ・リーグ連覇を果たしたヤクルト。12日にCSファイナルステージが開幕し、突破すれば22日から2年連続日本一を懸けた日本シリーズが始まる。ポストシーズンの注目選手は、やはり日本人最多56号&最年少3冠王の村上宗隆内野手(22)だ。

 昨年の巨人とのCSファイナルステージを振り返ると、村上は全3試合に「4番・三塁」で先発し12打席で9打数2安打3四球、打率・222。長打は第2戦の左中間二塁打だけで、打数が少ないとはいえ、本塁打と打点はなかった。今年の相手はDeNAか阪神。今季の村上のDeNA戦の成績は25試合で打率・333、9本塁打、24打点の好成績だが、阪神戦は24試合で打率・260、7本塁打、17打点とやや苦戦している。

 激闘を繰り広げた昨年のオリックスとの日本シリーズでも全6試合に「4番・三塁」で先発出場。第1戦で8回に一時勝ち越しの一発、第5戦でも4回に一時勝ち越し弾を放ったが、ともに勝利には結びつけられなかった。シリーズ全体を通しても25打席で23打数5安打2四死球、打率・217、2本塁打、3打点と目立った活躍ができなかった。
 
 しかし今年は違うはずだ。今季、村上が本塁打した試合は30勝12敗1分け(勝率・714)と勝利に結びつくケースが多かった。さらなる成長を見せた主砲がレギュラーシーズン同様、ポストシーズンでも勝利につながるアーチをかけ、2年連続日本一へ導く。

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