阪神 4選手に戦力外通告 小野「覚悟はできていた。現役続行を希望」 トライアウト受験へ

[ 2022年10月5日 05:15 ]

戦力外となり心境を話す阪神小野泰己=2022年10月4日、鳴尾浜球場
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 阪神は4日、第1次戦力外通告を行い、小野泰己投手(28)、守屋功輝投手(28)、尾仲祐哉投手(27)、牧丈一郎投手(23)と来季の契約を結ばないと発表した。鳴尾浜球場で取材対応した小野は「自分の中ではある程度、覚悟はできていた」と話した上で「今後も現役続行を希望して、やり抜いていきたい」と現役続行を希望し、合同トライアウトを受験する考えを明かした。

 16年ドラフト2位で入団。18年には7勝を挙げたが、中継ぎに転向した19年以降は制球難にも苦しみ、今季は1軍登板5試合にとどまった。入団当初、金本前監督から「将来は大エースになるんじゃないか」と期待された右腕は「(金本前監督の)言葉通りにいかなかったのが悔しい」と唇をかみしめた。今後は鳴尾浜球場を拠点に練習を続ける。

 戦力外通告を受けた阪神・守屋は「覚悟はしていたので、落ち込むことはなかった。自信はあるのでトライアウトに参加したい」と現役続行へ意欲を示した。14年ドラフト4位で入団。19年に中継ぎで57試合に登板し、2勝2敗7ホールドと活躍したが、20年から右肩痛に苦しみ登板機会が激減。今季は1軍登板機会なしに終わった。「矢野さんに恩返ししたいと思っていた。思うような投球ができなかったのは、すごく悔しい」と阪神での8年間を振り返った。

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2022年10月5日のニュース