阪神・矢野監督 CS初戦先発は「楽しみにしておいて」 「投手3冠」青柳本命も奇襲あるか

[ 2022年10月5日 05:15 ]

大山(右)と話す矢野監督(左3人目)(撮影・後藤 正志)
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 レギュラーシーズン最終戦の2日ヤクルト戦を延長12回の総力戦で3―3で引き分けた猛虎。3日は全休日とし、8日開幕のCSファーストSに向けての練習を4日から甲子園で開始した。矢野監督は、敵地でDeNAと対戦する開幕戦の先発投手について「当日まで楽しみにしとけば。勝手に想像してくれたらええやん」と笑顔で煙幕を張った。

 本来なら13勝、防御率2・05、勝率・765でセ・リーグの「投手3冠」に輝いた青柳が“開幕投手”の大本命。ただ、DeNA戦は今季6試合で3勝1敗ながら、カード別最悪の防御率3・18。左打者をズラリと並べる「対青柳打線」に苦戦している印象もある。指揮官は「予告(先発)やろ、どうせ。なら、ええやん。楽しみにしておいて」と含みを残した。

 いずれにせよ、12球団トップの防御率2・67でレギュラーシーズンを終えた投手力が最大の武器。先発、中継ぎともに粒ぞろいだけに選択肢は多い。“奇襲”も含めた投手起用に注目が集まる。(山添 晴治)

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2022年10月5日のニュース