阪神・藤浪 CSファーストSでも中継ぎでスタンバイ 「全員の役割は重い」

[ 2022年10月5日 05:15 ]

キャッチボールで調整する藤浪
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 阪神・藤浪は、8日に始まるDeNAとのCSファーストSでも、中継ぎでスタンバイする予定だ。5日の日本海オセアンリーグ選抜(鳴尾浜)との2軍練習試合でも1イニングに救援登板し、調整を進める予定の右腕。来たる短期決戦へ向け、決意を新たにした。

 「全員の役割は重いでしょうし、一試合一イニング、一打者への一球が重くなる。どのポジションに限らず、責任はある」

 今季は160キロ前後の直球、フォーク、スライダーを軸球として先発、中継ぎの両面で機能。先発としては8月6日に1軍再昇格後、9月3日巨人戦まで5試合連続クオリティースタート(QS=6回以上、自責3以下)など一時的にエース級の存在感を示し、中継ぎでも今季計6試合8イニングを無失点と安定感を誇示。ひとまずファーストSもレギュラーシーズン終盤同様、有事に備えるロングリリーフとしてブルペン待機する。その上でファイナルSに勝ち進めば、再び先発も視野に入れることになる。

 実戦登板は5回からの2イニングを1安打無失点だった9月23日広島戦以来となるが、「そう(コンディションの問題はない)ですね」と不安はない。この日は中継ぎの湯浅らとともに甲子園の全体練習で調整した。最後まで、求められた役割を全うする。

 日本野球機構(NPB)は4日、12球団の所属選手が海外フリーエージェント(FA)権を取得する前に大リーグに移籍する際に利用するポスティングシステム(入札制度)の申請手続き期間が、今年は11月1日から12月15日までとなったと発表した。また、昨年まで申請から30日間だった交渉期間が、45日間に拡大されたことが分かった。今オフは阪神・藤浪晋太郎投手(28)が同制度を利用したメジャー移籍を希望している。

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2022年10月5日のニュース