侍でもチカナカ！近本が中野が世界にスピード見せつける　初選出コンビ、走る気満々です

侍ジャパン代表メンバー発表

打撃練習で笑顔を見せる近本（撮影・後藤　正志）
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　侍でも「チカナカ」が、スピードを見せつける。ともに初選出の阪神・近本、中野が、世界レベルでも通用する走力の発揮を誓った。

　近本にとっては社会人・大阪ガス時代の18年、インドネシアで行われたアジア大会以来の日本代表のユニホーム。日の丸の重みは理解している。「日本のトップ選手が集まる場なので自分自身にとって良い経験になるようにしたいですし、自分が変われるチャンスと思って、チャレンジ精神を持ってやっていきたい」と2年ぶり3度目の盗塁王として走り回る決意だ。

　今季リーグ3位の157安打をマークした中野も「いつか日の丸を背負って戦いたいという思いは持ち続けていた」と語った上で、「タイプ的には一緒ですし近本さんに負けないように足をアピールしたい」ときっぱり。「やるべきことはタイガースでやっていることとあまり変わらないと思う」と、近本との共闘で得点力アップに貢献する構え。この日の練習では右手親指を突き、アイシングで手当てをしたが「全然大丈夫」と侍入りでモチベーションを高めていた。（鈴木　光）