中日・根尾の涙 引退福留への思いつづる「野球を始めるきっかけが福留さんでした」

[ 2022年9月24日 13:12 ]

<中・巨>引退セレモニーで福留と話し涙ぐむ根尾(撮影・沢田 明徳)
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 中日・根尾昂投手(22)が23日に自身のインスタグラムを更新。同日の引退試合に臨んだ福留孝介外野手(45)に対する思いをつづった。

 「福留さん 24年間お疲れ様でした!」と始めた根尾は「僕が野球を始めるきっかけとなったのが当時、背番号1の福留さんでした。まさかまさか同じチームで野球ができるとは夢にも思いませんでした」と投稿した。

 岐阜県出身の根尾は、小学校低学年から野球を始めている。ちょうど福留が大リーグに移籍する直前のことで、06年には首位打者にも輝いた時期。中日の大黒柱だった福留に憧れを抱いたことが野球への道を進むきっかけとなったようだ。そんな福留への思いがあふれたのは、引退セレモニーでのこと。チーム全員がベンチ前に並び、福留と最後のあいさつを交わす際に、根尾はこらえきれず、涙を流した。

 この日更新されたインスタグラムには、ロッカールームで福留と笑顔でツーショットに納まる写真を投稿。最後は感謝の思いを伝え、すっきりした様子で「毎日学ぶことだらけで幸せな時間でした!!またご飯に連れて行って下さい!宜しくお願いします!本当にありがとうございました、そしてお疲れ様でした!!!」と結んだ。

 根尾は23日の巨人戦に9回に登板。同じく福留も9回の守備から登場し、根尾のバックで右翼を守った。

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