ロッテが137試合目で優勝消滅 井口監督「違う意味でチャンスはまだまだある」

[ 2022年9月24日 17:28 ]

パ・リーグ   ロッテ0―6ソフトバンク ( 2022年9月24日    ペイペイD )

<ソ・ロ>4回、中村晃に3ランを打たれガックリのロッテベンチ(撮影・岡田 丈靖)
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 137試合目。今季6試合を残し、ロッテが今季リーグ優勝できる可能性は完全消滅した。

 先発の二木が初回、先頭・三森に初球弾を浴びると、4回途中で6失点KO。打線も板東にプロ初完封を許し、井口監督は「ミーティングはしっかりとしたが、チャートをまだ見ていないが、思ったよりもストライクゾーンが広くて、積極的に打ちにいけなかった。まだまだ、違う意味でチャンスはあるので、なんとかしっかりとやっていきます」と、ここからCSを目標に戦っていくことを口にした。

 昨季まで2年連続リーグ2位で、今季は優勝候補とみられていたが、開幕直後から打線の核となるマーティン、レアードが極度の不振に陥り、故障でリードオフマンの荻野が出遅れたことも響いた。

 投手陣も佐々木朗希が完全試合を達成するなど、大きな話題があった一方で、昨季勝ちパターンを担った佐々木千隼、国吉、唐川が不調で、メジャーで守護神を務めたオスナをシーズン途中で獲得し改善を図ったが、年間を通してみれば、ブルペン事情は厳しかった。

 荻野が1軍合流した交流戦から、高部、山口、安田ら若手が徐々に活躍し、チームの状態を上向かせたが、劇的な変化を生むまでには至らなかった。

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2022年9月24日のニュース