ヤクルト村上 球団新24個目の敬遠もスタンドはため息 95年オマリーの球団記録抜く

[ 2022年9月24日 20:38 ]

セ・リーグ   ヤクルトーDeNA ( 2022年9月24日    神宮 )

<ヤ・D>3回、申告敬遠で一塁に歩かされる村上(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)は24日のDeNA戦(神宮)の第2打席に申告敬遠を告げられた。両リーグトップの24個目の敬遠に、本拠地ファンからは悔やむ声があがった。

 2―0の3回1死一、二塁で迎えた村上の第2打席目。DeNA先発・大貫が投じた初球のスプリットはひっかけてしまいワンバウンド。これを捕手・嶺井が体に当てながらも横に逸らしてしまった。

 走者はそれぞれ進塁し、二、三塁となった。ここでDeNAの三浦監督は球審に申告敬遠を伝えた。申告敬遠のアナウンスが流れると、村上の56号を期待しているファンからため息が漏れた。

 村上の今季故意四球は両リーグ最多の24(全て申告敬遠)。20年の12を大きく上回り自己最多を更新中だ。故意四球のシーズン記録は74年王貞治(巨)の45。チームでは95年オマリーの23となっており、この試合で球団記録を更新。ちなみに今季村上が故意四球で出塁し、後続打者の安打で得点したのは3度と少ない。

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2022年9月24日のニュース