DeNA、ついに追い詰められる ヤクルトに8失点完敗 25日も直接対決に敗れると24年連続V逸決定

[ 2022年9月24日 22:50 ]

セ・リーグ   DeNA1―8ヤクルト ( 2022年9月24日    神宮 )

<ヤ・D>3回途中降板する大貫(右)=撮影・島崎忠彦
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 2位のDeNAは敵地で首位ヤクルトに完敗を喫し、連勝が2でストップ。ヤクルトのリーグ連覇に向けた優勝マジックナンバーが2となり、ついに“王手”をかけられた。25日の直接対決最終戦に敗れると、ヤクルトの2年連続優勝とDeNAの24年連続V逸が決定する。

 激しい降雨のため午後6時の開始予定時刻が同6時45分、同7時と試合前に2度遅延。その後、いったん雨は止んだもののグラウンド整備にさらに時間を要し、結局、1時間30分遅れの午後7時半に試合が始まった。

 ようやく始まった試合だったが、中5日で先発マウンドに上がった大貫が初回、1番・塩見に右中間二塁打された後で暴投により三進を許し、2番・山崎の中前適時打で先制点を献上。2回には先頭の5番・オスナに18号ソロを打たれて0―2となった。

 大貫は3回、1死から山崎に10球粘られて左前打されると、山田に死球を与えた後で村上への初球が再び暴投。一塁が空いたため村上を申告敬遠して満塁としたところで降板した。2番手右腕・ロメロはオスナに左犠飛、宮本に右前適時打。大貫は3回途中4失点となった。5回には3番手左腕・田中健が1死から5連打で2点を追加されて0―6に。7回にはイニングまたぎとなった4番手右腕・森原が中村に5号2ランされて8点差をつけられた。

 打線は相手先発右腕・サイスニードに7回まで5安打無得点。8回に桑原の中前適時打でサイスニードから1点奪ったが、2番手右腕・清水に後続が打ち取られ、完敗となった。DeNAはこの試合に勝てば今季の勝ち越しと2位以上をダブルで確定させられたが、ともに持ち越しとなっている。

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