プロ志望届提出の京大・愛沢が決意表明 アピールポイントは「総合力の高さ」

[ 2022年9月24日 19:57 ]

関西学生野球秋季リーグ 第4節1回戦   京大1―2立命大 ( 2022年9月24日    ほっともっとフィールド神戸 )

京大・愛沢祐亮
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 京大は春に勝ち点を奪った立命大に敗れ、今季5戦5敗。プロ志望届を提出した京大・愛沢祐亮(4年=宇都宮)は「7番捕手」で3打数無安打も、初回に二盗を阻止、2回にはけん制で二塁走者を刺すなど視察した4球団スカウトにアピールした。

 京大でプロを目指すのは最速152キロ右腕の水口創太(4年=膳所)だけじゃない。愛沢は水口や、同じく志望届を提出した高校の同級生、東大・阿久津怜生外野手にも触発されたという。「ここまで高いレベルでやらせてもらって、全く通用しないわけではないと思った。上の舞台でプレーできるチャンスがあるなら、挑戦したい」と提出の理由を明かした。

 アピールポイントに「捕手としての総合力の高さと、投手の長所を引き出せるインサイドワーク」を挙げ、ソフトバンク・甲斐拓也を目標に掲げた。高校時代は二塁手兼任の下手投げ右腕として、3年夏の栃木大会2回戦で青藍泰斗の4番・益子京右(現DeNA)を4打数無安打に封じた実績も持つ。大学では当初、外野手として出場しており、全ポジションをできるユーティリティー性も魅力。「平安、鎌倉時代の和歌における語彙の性差」という卒業論文もクリアして、夢への扉を開く。

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2022年9月24日のニュース