巨人・井上 プロ初勝利の陰に「ライバル」同い年のドラ1右腕・堀田の存在

[ 2022年9月24日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人9―3中日 ( 2022年9月23日    バンテリンD )

同期入団で仲の良い巨人・井上(左)と堀田
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 巨人・井上は、同い年のドラフト1位右腕に大きな刺激を受けている。プロ野球新記録となる今季8人目のプロ初勝利。その1人目となった堀田は同学年で同期入団だ。仲も良い。左右は違うがともに直球が武器。肘の手術も経験と、境遇が一緒の右腕からウエートトレーニングの必要性を学んだ。「150キロをバンバン投げる(堀田)賢慎が90キロのベンチプレスなどをやっているのを見て、やっぱりやった方がいいんだなと」。トレーニング方法を堀田に聞き、取り入れた。

 昨年5月に左肘を手術後、リハビリ中はウエートトレーニングを週6日敢行。「前は目いっぱい投げても142キロとかだったのが、今は8割くらいで投げても145キロぐらい出る」と効果を実感する。キャッチボール後に助言を送り合うのも見慣れた光景。「自分はライバルだと思っています」と井上。「左右のエース」と呼ばれる日も近そうだ。(巨人担当・小野寺 大)

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2022年9月24日のニュース