大谷翔平 5回まで1失点で14勝目の権利、6回途中で降板 メジャー史上初の年間200奪三振&30発

[ 2022年9月24日 10:50 ]

ア・リーグ   エンジェルス―ツインズ ( 2022年9月23日    ミネソタ )

<ツインズ・エンゼルス>雨の中、力投する大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は23日(日本時間24日)、敵地ターゲット・フィールドでのツインズ戦に「3番・投手兼DH」で今季26度目の投打同時出場。5回まで1失点投球で、14勝目の権利を手にし、6回途中まで投げ3安打2失点で降板した。シーズン規定投球回まで残り9イニングとなった。4回には、日本人投手4人目のシーズン200奪三振を達成、メジャー史上初の30本塁打&200奪三振に到達した。

 自己最多を更新する14勝目に向けてマウンドに上がり、初回は3連続四死球で1死満塁とし、ケーブのニゴロの間に先制を許した。味方打線が同点に追いついた直後の2回は1死から四球を出したものの、2三振を奪って無失点。1点のリードをもらった直後の3回は三者凡退に抑えた。4回は先頭のウルシェラに四球を与えたが、ケーブを空振り、サンチェスを内角カーブで見逃し三振に仕留めて、この日4個目の三振を奪って日本人投手では野茂英雄(4度)、松坂大輔(1度)、ダルビッシュ有(4度)に次いで4人目のシーズン200奪三振を達成。続くウォルナーからも空振り三振を奪った。5回は初安打を許したが無失点に抑えた。6回は安打と四球で無死一、二塁とし、ケーブに中前適時打されて1点差。続くサンチェスに四球を出し無死満塁となったところで降板した。代わったループがこの回を無失点に抑えて、大谷の勝ち星の権利は消えなかった。

 打っては、初回2死の第1打席はツ軍の先発右腕バーランドの前に遊ゴロ、3回2死一塁の第2打席は一ゴロ、5回2死三塁の第3打席は左飛だったが、1点リードの7回2死一、二塁の第4打席で左腕ティールバーから中前適時打。14日(同15日)のガーディアンズ戦から続く連続試合安打を「9」に伸ばした。

 前回登板の17日(同18日)のマリナーズ戦では「3番・投手兼DH」で出場。7回3安打無失点8奪三振で13勝目(8敗)を挙げ、年間規定投球回数まであと14イニングとしていた。

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