巨人・原監督「苦しいペナントレースではあります…しかし最後の最後まで戦い抜きます!」本拠地最終戦

[ 2022年9月20日 21:21 ]

セ・リーグ   巨人5―4ヤクルト ( 2022年9月20日    東京D )

<巨・ヤ>本拠地最終戦セレモニーであいさつする原監督(現場代表・クレジット不要)
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 巨人が今季本拠地・東京ドーム最終戦となるヤクルト戦最終戦に勝利し、同戦シーズン勝ち越し(13勝11敗1分け)を決めた。9月に入って14戦9勝4敗1分けとし、8月30日に4年ぶりとなる「8」まで膨らんだ借金は3に。残り7戦、2年連続で優勝は逃したが、CS進出に向けて負けられない戦いが続く。

 試合後、全選手がグラウンドに整列する中マイクを握った原辰徳監督(64)は「本日を持ちまして、東京ドーム本拠地、最終戦、滞りなく終了することができました。多数!足を運んでいただき、大きな声援をいただきまして、代表しまして感謝申し上げます。本当にありがとうございました!」と声を張り上げ、東京ドームに駆け付けたファンに感謝の思いを伝えた。

 続けて「苦しいペナントレースではあります。ただし、まだ7ゲーム残っております。ベテランも中堅も状態は良くなっています!若手は成長しております!一試合一試合、ベストを尽くし、最後の最後まで戦い抜きます!本当に今日はありがとうございました!これからもまた、よろしくお願いいたします」と力強く宣言。大きな声でファンに語りかけた原監督の視線は、残り7試合、そしてその先の戦いを見据えていた。

 原監督にとって16度目のシーズン。リーグ制覇9回、2位1回、3位4回、4位1回とBクラスは1度だけという輝かしい実績を誇る名将にとって、今季は2011、12年の連続3位以来2度目のとなる2年連続のV逸となった。原政権で過去に2位以下からの下克上で日本シリーズ切符をつかんだことはない。

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