落合博満氏 監督の立場で無安打投球の試合状況に「ワクワクドキドキするようなことはない」

[ 2022年9月20日 17:40 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が20日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。監督としてノーヒットノーランで進む試合状況についての心境を語った。

 今季のプロ野球では4月10日のオリックス戦でロッテ・佐々木朗が完全試合。5月11日西武戦でソフトバンク・東浜、6月7日日本ハム戦でDeNA・今永、同月18日西武戦でオリックス・山本、8月27日ソフトバンク戦で日本ハム・ポンセがノーヒットノーランを達成するなど5人の投手が快挙を記録した。

 スタッフから「指揮官としてはノーヒットノーランに対する心境は変わる?」と質問されると「いや、大してない」と即答。「いつか打たれるんじゃないかっていうような。(ノーヒットノーランを)やったら、“やった!やった!”っていうような感じだけであってね。こっちがワクワクドキドキするようなことはない」と冷静に試合を見守っていたことを明かした。

 それでも「ただ、やりそうな雰囲気っていうのは、やっぱり肌で感じる時はある」と予感のようなものを感じるとした。落合氏が中日の監督を務めた04年から11年の8年間で06年9月16日阪神戦で山本昌がノーヒットノーランを達成している。また、07年の日本ハムとの日本シリーズ第5戦では山井が8回まで一人の走者も許さず完全投球していたが、9回に守護神・岩瀬を投入して“完全継投”している。

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2022年9月20日のニュース