銅メダル獲得のU18高校日本代表が帰国 山田主将「優勝できなかった悔しさある」

[ 2022年9月20日 17:58 ]

解団式を行う高校日本代表(代表撮影)
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 「第30回WBSC U18ワールドカップ」(米フロリダ州)で銅メダルを獲得した高校日本代表が20日、米国から空路で羽田空港に帰国した。指揮を執った明徳義塾・馬淵史郎監督は「20人の選手が日本の高校球児の代表として粘り強く戦ってくれたおかげで、なんとか銅メダルを獲得することができた。日本野球のマナーと技術は世界に通用していたと思う。だが、目標はあくまでも金メダル。7イニング制での戦い方や投手の起用法など、今大会の課題をしっかりと洗い出し、次の大会に向けて前進していきたい」と振り返った。ともに戦った選手たちには「日の丸を背負った経験を今後の野球人生につなげていってほしい」と願った。

 主将を務めた近江・山田陽翔主将(3年)は「なんとかメダルを取れたのはよかったが、優勝できなかった悔しさはある。海外の選手は体も大きく、パワーもある。自分たちは力不足であると感じた大会だったが、逆に世界でも通用したのは日本の基礎力の高い野球。来年、後輩たちにはそういったところを武器にして、頑張ってほしい」とコメントした。

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2022年9月20日のニュース