亜大のドラフト候補・田中幹也 先制の決勝二塁打!1メートル66の主将復調「完璧だった」

[ 2022年9月20日 05:00 ]

東都大学野球第3週第2日   亜大3―0中大 ( 2022年9月19日    ZOZOマリン )

中大戦で先制適時二塁打を放った亜大・田中幹
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 2回戦3試合が行われた。亜大は今秋ドラフト候補で主将を務める田中幹也内野手(4年)が5回に先制の左越え適時二塁打を放つなど2安打1打点。3―0で中大を破り、1勝1敗とした。国学院大は駒大に3―0、青学大は日大を5―1で下し、ともに勝ち点を挙げた。

 1メートル66の主将がパンチ力を見せた。5回1死三塁だ。今秋ドラフト候補の亜大・田中幹が初球の直球を捉えると左翼フェンスを直撃。あと一歩で本塁打という先制の決勝二塁打に「自分的には完璧だった。ウエート(トレーニング)が足りませんでした」と語った。

 試合前まで打率・190と低迷し「結果にこだわりすぎて積極性がなかった」と反省。初回の左前打も2球目を打つなど積極性を取り戻し、2安打1打点に1盗塁も記録した。

 前週の青学大戦では2戦目に9番まで打順が下がり、チームも連敗を喫した。「自分が火をつけてやろうと思った」と生田勉監督に直訴し、今カードから戻った定位置の1番で勝利に貢献。「悔しさをバネにやってきた結果が出た」と笑った。(田中 健人)

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2022年9月20日のニュース