広島、延長死闘に敗れ3位争い一歩後退…守護神・栗林、回またぎで踏ん張れず

[ 2022年9月20日 22:38 ]

セ・リーグ   広島3―5中日 ( 2022年9月20日    マツダ )

<広・中>延長11回2死一、二塁、岡林に勝ち越しの適時二塁打を浴び、汗をぬぐう栗林(撮影・坂田 高浩)
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 広島が延長11回の死闘の末に敗れ、し烈な3位争いで一歩後退。3位に浮上した巨人と1差となった。

 0―1の初回1死一、二塁、マクブルームが、カウント2―1から柳の直球を右翼席に放り込む逆転の17号3ラン。左翼から右翼方向へ吹く強風に乗せた一発。「初回から積極的にいこうと思っていた。最高の結果になって良かった」と胸を張った。

 リードを守るべく、佐々岡監督は早めの継投を選択。4回途中で先発の九里から森浦にスイッチ。森浦はピンチをしのぎ、6回は松本が3者凡退に封じた。だが、7回にマウンドに上がったターリーが大島に四球を与え、2死二塁からケムナが阿部に適時二塁打を浴び、試合は振り出しに戻った。

 延長10回に登板した栗林は、イニングまたぎとなった11回2死一、二塁から岡林に適時二塁打を浴びた。その後の2死満塁でビシエドの三塁への適時内野安打で致命的な追加点が入った。

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