今秋ドラ1候補の東芝・吉村 大学侍に貫禄の5回1失点 自己最速タイの153キロで都市対抗に弾み

[ 2022年7月4日 05:30 ]

練習試合   東芝0―3侍ジャパン大学代表 ( 2022年7月3日    バッティングパレス相石スタジアムひらつか )

<侍ジャパン大学代表・東芝>3回、矢沢(左)を打ち取った東芝・吉村(撮影・木村 揚輔)
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 若き侍に実力の片りんを見せつけた。今秋のドラフト1位候補の東芝の右腕・吉村が、「第30回ハーレムベースボールウイーク」(8日から、オランダ)に出場する侍ジャパン大学代表との練習試合に先発。5回7安打1失点で、自己最速タイの153キロをマークした。

 「調子は良くなかったがそれなりに投げられた。粘れていたことは収穫だと思います」。直球と鋭く落ちるフォークを軸に3奪三振。7安打を浴びたが要所を締めた。3回はプロ注目スラッガーの早大・蛭間を直球で空振り三振。同じドラフト1位候補の日体大の二刀流左腕・矢沢との対戦は3打数1安打で「初球からどんどん強いスイングをしてくる」と対決を振り返った。

 エースとして臨む都市対抗野球は18日に開幕する。10年大会以来12年ぶりの優勝に向けて「優勝を目標にしてやってきている。突き詰めて練習していきたい」。日本一と、ドラフト1位指名へ全力を尽くす。(柳内 遼平)

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2022年7月4日のニュース