阪神・大山 授業中は「影が薄かった」けど…野球になれば「映える選手」だった 高校時代の恩師が回想

[ 2022年7月4日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神3―0中日 ( 2022年7月3日    バンテリンD )

<中・神>2回無死一塁、先制の2点本塁打を放った大山(左)は坂本から100号のボードを受け取る(撮影・平嶋 理子)
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 【記者フリートーク】猛虎主砲の片りんは大山が3年間を過ごしたつくば秀英高(茨城)時代からあった。野球部監督として指導した恩師の沢辺卓己氏(47=現・同校副教頭)が当時を懐かしんだ。

 「世界史の授業で大山のクラスを担当した時は教室のどこにいるのか、分からないぐらい影が薄かった。でも、グラウンドに立てば、映える選手だった」

 授業中は物静かで、野球になれば一変した。軽く振ったように見えても、外野の頭を簡単に越える打球を連発。非凡な素質を随所に感じさせた。予感した通り、リーグを代表するスラッガーへ成長。「重圧もあったと思いますが、努力のたまものですね」。10年の月日を経ても大山が野球で輝く姿はいまも変わらない。(阪神担当・長谷川 凡記)

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2022年7月4日のニュース