敗血症公表の北別府学さん、少量ながら食事も 妻が6日ぶりブログ代筆で明かす「会話ができました」

[ 2022年7月4日 14:20 ]

北別府学氏
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 敗血症を患っていることを公表した野球解説者、北別府学さん(64)のブログが4日、妻の広美さんによって更新され、少量ながら食事をとるなど回復傾向にあることが明かされた。

 広美さんは「主人の近況をご報告させて頂きます」として、入院中である夫の北別府さんから電話着信があったことを明かし「直ぐに掛け直しましたが、auユーザーの私の携帯は全く通じず、すぐに病院に駆けつけましたところ、まだ弱々しくはありますが会話ができました。主人が携帯を持ち、電話をかける動作が出来たことが嬉しくてご報告させて頂きました。その後、少しですが食事を摂ることも出来ました」と報告した。

 広島時代にエースとして通算213勝をマークした北別府さんは2020年1月に成人T細胞白血病(ATL)を患っていることを公表。同年5月には次男をドナーとする骨髄移植を受け、21年3月に約1年2カ月ぶりにテレビ番組コメンテーターとして“現場復帰”した。だが、21年6月に転倒して側頭部を10数針縫い、尾てい骨を骨折。21年11月には大腿骨骨折が判明して人工大腿骨にする手術を受け、今年に入ってからも腎機能の低下、尿毒症の発症などで入退院を繰り返している。

 6月23日には「体調不良だったり、この先を思ったりあーー!と叫びたくなる事もあるけれど検査に行く時など幼い子や高齢の方も頑張っている姿が見えて私も頑張らねば、と思う次第です」とつづり、これを最後にブログの更新がストップ。同28日に広美さんが「先日より体調が悪く、食事を摂る事もあまり話しも出来ない状態となっておりました。感染症からくる敗血症だそうです」と現在の病状を公表していた。

 今回はそれ以来、6日ぶりのブログ更新。広美さんは「まだ携帯が繋がらない為、外出も控えています。現場で復旧作業にあたられておられる方々には大変なご苦労をされていることと存じますが一刻でも早い復旧を待っている次第です」とした上で「最後になりましたが、先日のご報告させて頂きました病状で多くの皆様にご心配、ご配慮を頂きましたこと心より感謝しております」と結んだ。

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2022年7月4日のニュース