横浜リベンジャーや!!阪神・佐藤輝　ハマスタ3連敗の雪辱へ　対左腕の鍵は「一発で仕留める!です」

バットを手に笑顔の佐藤輝（撮影・大森　寛明）
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　開幕から辛酸をなめ続けている広島への雪辱は交流戦後まで持ち越しに。それでも、もうひとつの雪辱の機会へ阪神・佐藤輝は並々ならぬ決意を示した。

　「（雨天中止を受けて）切り替えていきます。しっかり準備して、リベンジマッチです！」

　8年連続勝ち越し中と相性のいいはずのDeNAに、横浜スタジアムでは15年ぶりとなる同一カード3連敗を喫したのが前回4月19日からの3連戦。自身は9打数で1本塁打を含む4安打、通算でも打率・316（38打数12安打）と得意の敵地だが、乗り越えなければいけない壁も存在する。

　「中継ぎで左（投手を）当てられることが多いので。そういうピッチャーを打っていかないとチームも勝てない。頑張って打ちたいと思います」

　今季右投手相手に打率・309、6本塁打を誇っていることに対し、左には打率・204、1本塁打。チームも相手先発が左腕の際は今季2勝12敗と課題は明確だ。13日の相手先発も左腕の今永だけに、4番を打つ大器の奮起が攻略には欠かせない。

　「いろいろ映像とかを見ながら、対策を立てていきたい。（鍵は）一発で仕留める！です」

　4月29日に巨人・菅野から7号を放って以来、本塁打は今季最長の10試合も遠ざかる。「もちろん、ホームランを打ちたいといつでも考えます」。その豪快な一振りで、リベンジを成し遂げてみせる。（阪井　日向）